人望ある自治会長 シルバック 石崎さん

ビジネスカフェあきんどひろば

2010年01月26日 09:00



平成21年度の会長として、入居者交流の先頭に立っておられるのがシルバックの石崎代表。同氏は栗東市の大手メーカーの出身者ですが、定年時期を見据えて創業された、いわゆるスピンオフ起業者のひとりで、主にソフトウェアの開発を手がけておられます。

 プログラム制作やシステム開発を得意とされていますが、お客様は大企業とは限りません。一般のユーザーを対象としたパソコンのメンテナンスにもしっかり対応。「まちのソフト屋さん」として、日増しに注目度が高くなっています。

 そうした柔軟性のあるビジネスの土台となっているのが、石崎代表の営業手腕。実のところ、以前の職場から受注するという単純なパターンではなく、事業所内のあちらこちらのセクションに顔を出しては、仕事を確保する意欲的なもの。概して起業家は営業活動が苦手で、つい尻込みしがちですが、同氏の軽快なフットワークをお手本にしていただきたいと思います。


■気さくな人柄が人脈形成に寄与

 石崎代表の気さくな人柄から生れた多彩な人脈もまた、安定した業績を残すファクターのひとつになっています。同氏がボランティア活動に積極的なことは周知の事実で、週末ともなれば、高齢者向けのパソコン教室の講師、あるいは地域の環境保全活動にと大忙しです。こうしたひたむきな姿勢が本業にも反映して、「スピーディーな対応、きめ細かいフォローアップならシルバック」との定評が生れつつあります。

 あと一点、石崎代表で忘れてならないのは人使いの上手さです。

 昨今の不況で職を失った人々に対して、厚生労働省は再就職支援の職業訓練を実施しており、認定をうけた訓練施設から事業所に実習生が派遣されていますが、ここでも世話好きな石崎代表は、一肌もふた肌も脱ぎ、SOHO入居企業と実習希望者の橋渡し役を買っておられます。

 職業訓練生は実習のできる場所を提供され、訓練施設は受入れ事業所を確保するという責任を果たせます。そして、残るSOHO入居者は実習生を受け入れることによって、本格的雇用の足慣らしができるという寸法。まさに「三方よし」ではありませんか。(山本茂博)

シルバック 代表 石崎 悦生
〒525-0032 滋賀県草津市大路1-1-1
エルティくさつ4F 草津SOHOビジネスオフィス
 Tel&Fax: 077-566-3378
 URL http://www.silback.com


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