JBIAシンポジウムin関西
JBIAシンポジウムin関西「地域産業創造の牽引車としてのBI」を開催しました。
◆日時 平成22年11月26日(金)10:30~17:00
◆場所 ハートピア京都
◆主催 (社)日本ビジネス・インキュベーション協会
◆後援 関西IMネットワーク協議会
今回のシンポジウムへの参加人数は100名を超えました。参加者は関西の方が多いのは当然ですが、北は青森、南は沖縄からの参加があり、インキュベーション活動に情熱のある方が本当に集まりました。
また、インキュベーション活動をしていく上で抱えている問題を抱えている方、入居率低迷に苦しんでいる方、それぞれのBIや地域によって課題は違いますが、その課題を解決するヒントを得たのではないでしょうか。
地域を豊かにする、活性化する、雇用を創出するなど、地域産業を創造するために、熱き情熱を持って活動されている方々からのプレゼンは、気迫にあふれていました。
そんなプレゼンを聞いて
”こんなアプローチ方法をされているんだ。”
”そんな考え方があったのか”
”これは私たちのBIでも使えそうだ”
といったことを
感じていただければ、シンポジウムを開催した価値があると思います。
そして交流会には、半数以上の方が参加され、講師の方、参加者同士が意見交換を深めていたのが
印象的でした。
↑(社)日本ビジネス・インキュベーション協会 会長 星野 敏氏
シンポジウム開催にあたって星野会長から、
経済の潮流が激変している現在、栄枯盛衰の防止策として何があるのか。
日本の人口の爆発的収束のゆがみの解決策は何があるのか。
という問題に対し、産業創造を行い、次の世代にバトンタッチしていくことが大切である。
その解決策の担い手であるBI、IMが、”現場”で取り組んでいることを”情報共有”することが狙いである。
このように今、なすべきこと、をするために今回のシンポジウムがスタートしたのです。
↑ 西条市長 伊藤 宏太郎様
基調講演は
「地域主権の時代 西条市産業振興のグランドデザインと推進」
というテーマで、西条市長 伊藤 宏太郎様にお話いただいきました。
伊藤様の講演は、情熱にあふれ地域のリーダーとして、まさにシンポジウムのテーマの
とおり、地域牽引車であると感じました。
水事業に対する積極的取り組み、
今で6次産業が注目されていますが、平成14年度の施政方針として1×2×3=6次産業を
提唱するなど
持続可能な社会の構築のために、今、何をすべきかをトップ自らが行動されている点は
本当に驚きました。
午後は、事例報告とパネルディスカッションです。
事例報告は4つの機関から発表を行いました。
武内氏(左)、船越氏(右)
与那嶺氏(左)、滝沢氏(右)
それぞれのBIで、特徴のある取り組みをされており、自らのBI・IM活動のヒントとなったのではないでしょうか。
1.地域の課題解決型BI -nagahama Style-
長浜バイオインキュベーションセンター JBIA-SrIM 武内啓一氏
2.創業者を発掘・育成するビジネスカフェ
コラボしが21インキュベーション JBIA-SrIM 船越英之氏
3.ビジネス交流拠点としての「とよなかインキュベーションセンター」
とよなかインキュベーションセンター 事業マネージャー 与那嶺学氏
4.NPO法人による、地方都市型SOHOインキュベータの挑戦
ビジネスインキュベーター岡山 専務理事 滝沢輝治氏
パネルディスカッション
コーディネータに、JBIA-SrIM 西岡孝幸氏が加わり、会場から質問を受けながら盛り上がりました。
交流会
同志社大学の寒梅館に移動し、交流会を行いました。