2014年06月19日
第3回 「起業家のための事業計画書の作り方」

第3回
皆さん、こんにちは!
税理士・起業コンサルタントの小川宗彦です。
さて、今日は、「やろうとしている事業を徹底的に分析する」です。
新しくビジネスを立ち上げる際に重要なことは思いついたことはリスト化することです。
リストアップしてみると、自分で出来ることと、出来ないことが見えてきます。このことをまず、きちんと理解しておきましょうね。それでは、早速参りましょう!
第3回 「起業家のための事業計画書の作り方」
~やろうとしている事業を徹底的に分析する~6月19日号
自分は何が出来て、何が出来ないのか・・・。
このことをしっかりと把握しておくことは、事業を軌道に乗せ、成功させる上でとても重要なことです。思惑だけで事業を始めてしまうと失敗してしまう可能性が高くなるからです。
そこで、まず始めの作業として、自分のこれまでの経験を客観的に振り返るために、プロフィールを作成することから始めます。それは、履歴書ではなく、なぜ、自分は起業するのか、なぜ自分は新規事業を立ち上げるのか、動機、スキル、経験、優位性を洗い出し、そのビジネスを立ち上げる必然性を確認するのです。
このプロフィールですが、事業計画書の項目の中でも重要な位置を占めており、銀行や投資家は起業家のプロフィールと事業を照らし合わせて、その人物を見抜いてしまいます。
次に、ビジネスには、「人、モノ、お金、情報」が最低限必要です。この中で、具体的にどの経営資源を持っていて、どの経営資源が足りないのかを把握しておくことが必要です。
たとえば、その際に、「人が足りない」と漠然というのではなく、リアリティさを持って、「マーケティング・企画に明るい人物」というように必要とする戦力を書き出していきます。
念のために申し上げますが、本来なら、いまある経営資源のなかで、いまできる一番良いビジネスモデルを考えるのが経営者の仕事なのですから、いつまでも不足している経営資源を嘆いてばかりいてはいけません。
そして最後に外部環境の把握です。これには、マクロとミクロの視点があります。たとえば、マクロ的な視点は、マーケット全体、商圏から始まり、マーケットの階層、街並みなどであり、ミクロ的視点は、店舗スペースや個々の契約書までに至ります。
ここで重要なのは、外部環境は、時間の経過とともに変化していくということですから、やろうとしている事業に関しては、徹底的に分析し見つめることが成功のカギとなりますね!
次回は、「事業戦略・ビジネスモデルを立案する」です!
それでは、また!
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